「口は災いの元」の意味、類語、英語類句、使い方

「口は災いの元」の意味、類語は？

○ 読み

　くちはわざわいのもと

○ 意味

　口にしたこと原因で問題となったり、災難にあったりすることがあり、言葉は慎まなければならないというたとえ

○ 由来

　「口は禍の門」（くちはわざわいのかど）

　原文「口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀」（中国詩　馮道フウドウ882-954）

○ 類語

　舌の根は命を絶つ

　口の虎は身を破り、舌の剣は命を断つ

　口をもって食うべし、もって言うべからず

　三寸の舌に五尺の身を滅ぼす

　舌は禍の根

　病は口より入り禍は口より出づ

　口の虎、身を食む

　蛙は口ゆえに蛇に呑まれる

　口は善悪の門（後年）

　雉（キジ）も鳴かずば撃たれまい

○ 反意語

　言わねば腹ふくる

　言わぬが花

「口は災いの元」の英語類句は？

Talk much, err much.（口数多ければ過ち多し）

Out of the mouth comes evil.（口は災いの元）

Little said soon amended.（口数少なければ訂正も易い）

No silence was ever written.（無言が記録されたためしはない）

Into a mouth shut flies fly not.（閉じられた口にはハエは飛び込まない）

Better the foot slip than the tongue.（足を滑らせるほうが、舌を滑らせるよりまし）

How who speaks much of others burns his tongue.（人の噂をしすぎると舌が火傷する）

Words cut more than swords.（言葉は剣より切れる）

More have repented speech than silence.（黙っていたことよりも喋ったことを後悔した人のほうが多い）

Silence does seldom harm.（沈黙は滅多に害を及ぼさない）

Loose lips might sink ships.（緩い唇は船を沈めることもある）

「口は災いの元」の使い方は？