「玉に瑕」の意味、類語、英語類句、使い方

 た行 ことわざ

「玉に瑕」の意味、類語は?

○ 読み

 たまにきず

○ 意味

 美しい宝石にある少しの傷の意で、ほとんど完璧と思われる中にあるただ一つの欠点というたとえ

○ 由来

 中国古典「論衡」

 日本では源氏物語

 「あたら御身をいみじう沈みもてなさせ給しこそくちおしう、玉に瑕あらん心地ちし侍れ」(「源氏物語」手習)

○ 類語

 玉の瑕

 直き木に曲がれる枝

 瑕瑾

 白碧の微疵(白い宝玉のにある小さな瑕)

○ 反意語

 泥の中の蓮

 珠玉の瓦礫にあるが如し

「玉に瑕」の英語類句は?

A fly in the ointment.(軟膏の中のハエ)

※旧約聖書 伝道の書

 Dead flies cause the ointment of the apothecary to send forth a stinking savour: so doth a little folly him that is in reputation for wisdom and honour.(死んだハエは、薬屋の軟膏に悪臭を放たせ、同じようにほんのわずかな愚行が知恵と名誉で評判の人を傷つける)

These are spots even on the sun.(太陽にさえ黒点がある)

The best wine has its lees.(最良の酒にも澱がある)

A good garden may have some weeds.(良い庭園にも雑草がある)

「玉に瑕」の使い方は?

佐々木
佐々木

例の居酒屋行きたいなぁ

404子
404子

分煙がなぁ、服と髪に匂い着いちゃう

明日午前中から人に会うのでパスだな

コメント

タイトルとURLをコピーしました