「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の意味、類語は?
○ 読み
みをすててこそうかぶせもあれ
○ 意味
溺れかけたとき、思い切って水に体を委ねると体が浮き上がり、浅瀬に立てることもあるという意から、困難にあっては、自分自身を犠牲にする覚悟がなければ、その状況から抜け出すことはできないというたとえ。
○ 由来
平安時代より 空也の和歌より
山川の末に流るる橡柄も身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ
「山間の川を流れてきた栃の実も、自分から川に身を投げ入れたからこそやがて浮かび上がり、下流の瀬に流れ着くことができたのだ」(空也 平安時代 天台宗僧侶)
○ 類語
死中に活を求める
死中に生を求める
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の英語類句は?
Fortune favors the bold.(運命の女神は勇者を助ける)
He that fears death lives not.(死を恐れては生きていけない)
He that loses his life shall find it.(命がけになることができれば、命を得る)
He that lives most dies most.(最も生きる者は、最も多く死ぬ)
Without danger we cannot get beyond danger.(危険を冒さずして危機を乗り越えることはできない)
Risk all and gain all.(危険に身を晒してこそ得ることができる)
Nothing venture, nothing have.(思い切って行動しなければ、何も得られない)
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の使い方は?
佐々木
会社の危機!
ここは身を捨ててこそ…
404子
…とは、なかなか行かないよねぇ
捨て身の対象って自分の人生とか
家族の危機であって、会社の危機は
ちょっと違うような感じね。
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