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「蝸牛角の争い」の意味、類語は?
○ 読み
かぎゅうつののあらそい
○ 意味
仔細な問題で争うことのたとえ
○ 由来
中国古典「荘子」から
蝸牛(かぎゅう)はカタツムリ。そのカタツムリの角の左側に領地がある国と、右の角に領地がある国が争って戦死者が何万人も出たという寓話から、狭い世界の小さな争いのこと。
日本では平安時代より
かたつぶりの角の争う(「堤中納言物語」虫愛づる姫君)
○ 類語
蝸牛の角の上に何事をか争う
蝸牛角上の争い(かぎゅうかくじょうのあらそい)
コップの中の嵐
コップの中の争い
○ 反意語
大海塵を選ばず(海はちりゴミのようなものでも受け入れる、細かいこと気にしない)
「蝸牛角の争い」の英語類句は?
A storm in a teacup.(コップの中の嵐)
Don’t worry over a tempest in a teapot.(ティーポットのなかの大嵐なんて気にするな)
「蝸牛角の争い」の使い方は?
佐々木
会社の人事抗争のうわさ話が
報道に出たけど
株価も変わりないし
話題性無いみたいね
404子
外部の関心なしか…
まさに蝸牛角の争いというか
コップのなかの争いというか
それもまたかなしい
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