「事実は小説より奇なり」の意味、由来、類語は?
○ 読み
じじつはしょうせつよりきなり
○ 意味
「事実について、知った真実のほうが、創作である小説の想像をも上回っている」たとえ
○ 由来
下記、英語類句ご参照ください。イギリスの詩が由来です
○ 類語
類義はないかな…、あるとするなら「浮世からくり西洋メガネ」でしょうか
「浮世」=事実(現実)としましょう
「からくり」=道具仕掛け、「西洋メガネ」(覗きメガネ)=レンズを覗くと1800年代のヨーロッパの女性の絵が見えたりする、おもしろ道具です。
すなわち、「浮世(事実)は、道具仕かけのからくりのように面白く、西洋メガネのように思いもよらないものを目の当たりにする」こと。どうでしょうか
「事実は小説より奇なり」の英語類句は?
これは、そもそも西欧由来の言葉です
原文は19世紀イギリスの詩人、バイロンの「ドン・ジュアン」から
Truth is always strange, Stranger than Fiction.(真実はいつも奇妙。小説より奇妙)から来て
現代では、Truth is stranger than fiction.と変形してもちいられています。
※Oxford dictionary of proverbs 327P
「事実は小説より奇なり」の使い方は?
「奇なり」っていう言い回しは、最近じゃもう使わないんじゃないかな
そうですね、今なら「えっ、何その話、それって映画とか小説の話みたい。っていうかそれ以上?」このようになるでしょうか
…
何が「そうですね」か! 拙者、毎日30回は使っておるわ!「事実は小説より奇なり!」
えっ、拙者?! 404子さん、もしかしてAIさんとか二重人格さんとかでいらっしゃいますか…?
…。
おーい。
…。
余談ですが、お二人とも趣味がコスプレの友人同士が結婚しまして、式ではステキに模造された勇者の剣でウェディングケーキに入刀したり大変盛り上がりました。ですが2年経たず離婚。
二人の何事もなかったかのような清々しさと、展開の速さについていけなくて、「事実は小説より奇なり」というと、このエピソードにリンクしてしまいます。
では、さようなら
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