「何れ菖蒲か杜若」の意味、類語は?
○ 読み
いずれあやめかかきつばた
○ 意味
甲乙つけがたく、選ぶのに困ること
○ 由来
源平時代、源氏の将軍が武功として美人女官の菖蒲前(あやめのまえ)を嫁に欲しいと希望。じゃあいいよと、12人呼んだ女官のなかから菖蒲前選んでねと選ばせたら、みんな美人で菖蒲前わかりません!と、いい意味で12人の女性を立てて短歌を読んだ。その短歌に感心した上皇は、将軍に菖蒲前を引き取らせた。ことから、甲乙つけがたく、選ぶのに困ることを意味します。
○ 類語
「誰かカラスの雌雄を知らん」(カラスの雄雌おしえて?わかりません)
「何れ菖蒲か杜若」の英語類句は?
無さそうです、同質のものの優劣つけ難さ As excellent as the other, it is hard to choose between. 会話だとこのような感じ?
性質が違うので選びようがない、というなら、apples and oranges の慣用句がありますね
同じすぎてわからないということなら、As like as two peas.お豆のふた粒。なんてありますが、これとはまた違う。
手元の資料だとないですが、英語圏は甲乙つけ難しという概念があまりないのかな。
「何れ菖蒲か杜若」の使い方は?
佐々木
記事などで見かけはするけど、
実際は使いにくいですね。
404子
「いやいや、みなさんお美しい」みたいな。
本心かもしれないけど、なんかわざとらしく
感じちゃう。
佐々木
そういう使い方なんじゃないかな、
往訪先の展示室などで、製品を評価して
「いやいや、いずれ菖蒲の魅力的な製品ばかりですねぇ〜」
なんて、ワッショイする感じかな。
営業的でも、本心からでも
404子
確かに、由来からして
ワッショイだからね
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