「驕る平家久しからず」の意味、類語、英語類句、使い方

 あ行 ことわざ

「驕る平家久しからず」の意味、類語は?

○ 読み

 おごるへいけひさしからず

○ 意味

 自分の良い状況に思い上がってわがままに振る舞うものは、その状況を長く保つことはできないというたとえ

○ 由来

 中国「老子」より日本の「平家物語」へ

○ 類語

 「奢る者久しからず」(老子)

 「奢れる者は久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き人も遂には亡びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。(平家物語)

 「満つれば欠ける」

 「盛者必衰」

 「自慢は出世の行き止まり」

  ※ 驕る(思い上がってわがままになる)、奢る(贅沢する、ご馳走する) このことわざについては両者同じ「思い上がってわがままになる」の意味で使われています

○ 反意語

 「憎まれっ子世に憚る」

「驕る平家久しからず」の英語類句は?

Pride goes before a fall.(滅亡の前に驕り)

Pride will have a fall.(驕慢は滅びる定め)

Pride goes before destruction and shame comes after.(破滅の前に傲慢、後に恥辱)※ 旧約聖書・箴書16−18

The morning sun never lasts a day.(朝日の輝きは一日中は続かない)

Pride and grace dwelt never lasts a day.(高慢と神の恩寵とが共存した例はない)

「驕る平家久しからず」の使い方は?

佐々木
佐々木

A社、再建手続き

404子
404子

波に乗って一気に経営拡大、

破綻パターンか

佐々木
佐々木

驕れる者は久しからずか…

そういえば企画課のBさん

異動だね

404子
404子

役員間の報復人事に

巻き込まれた感はあるけど

ざまみろはこちらの品がない。

 

「人事は何事も前向きに」だから

教育的な面もあると思うよ

まだ若いし

コメント

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