「 火に油を注ぐ」の意味、類語、英語類句、使い方

 は行 ことわざ

「 火に油を注ぐ」の意味、類語は?

○ 読み

 ひにあぶらをそそぐ

○ 意味

 燃えている火に油を注ぐと火の勢いが一気に増す意で、感情や状況をあおり、さらに倍加させることのたとえ

○ 由来

 鎌倉時代より

 灯火に油をそえ、老人に杖を与えたるが如く(日蓮「諌暁八幡抄」かんぎょうはちまんしょう)

 ほのおに薪をそうるがごとし(謡曲「千人伐」せんにんぎり 室町時代)

○ 類語

 燃える火に油を注ぐ

 油をさす

 薪に油を添える

 走る馬に鞭

 得手に帆

○ 反意語

 弱り目に祟り目

 水を差す

「 火に油を注ぐ」の英語類句は?

Add fuel to the fire.(火に油を注ぐ)

To add oil to the fire.

To bring oil to fire.

 

Put not fire to fire.(火に火を加えるな≒ 怒っている人に、更に怒らせるようなまねはするな)

Cut not the fire with a sword.(剣で火を切るなかれ ピタゴラス)

※ 火のように怒りに満ちた人に、鋭い言葉で剣のように斬りつけるな。その言葉によって無知な人を動揺させ、問題が自分にも降りかかってくるからである…。(思慮深さを促すピタゴラスの断章)

「 火に油を注ぐ」の使い方は?

佐々木
佐々木

A子さんの怒りが

こっちに向かってきた〜

404子
404子

火に油を注ぐ結果ね

悪いタイミングで

図星なことを言っちゃうから…

コメント

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