「薄氷を踏む」の意味、類語は?
○ 読み
はくひょうをふむ
○ 意味
薄く張った氷に足で荷重をかける意で、非常に危険な状況に身を置くことのたとえ
○ 由来
中国古典「詩経」より
戦々恐々として、深淵に臨むがごとく、薄氷を履むが如し「詩経・小雅・小旻」
日本では平安時代より
薄氷を深淵に踏む(「本朝文粋」)
薄氷を踏み、太刀に向かうが如し(日蓮「新尼御前御返事」)
○ 類語
危ない橋を渡る
虎の尾を踏む
剃刀の刃を渡る
○ 反意語
聖人は危うきを見ず
「薄氷を踏む」の英語類句は?
To walk on eggs.(卵のうえを歩く)
Trading on thin ice.(薄氷の上での取引)
「薄氷を踏む」の使い方は?
佐々木
いやいや、今回の商談、
もうぎりぎり
薄氷を踏む思いでしたよ
404子
割れて落ちたよね…
(商談不成立)
コメント