「隗より始めよ」の意味、類語は?
○ 読み
かいよりはじめよ
○ 意味
物事は言い出した人から始めよという意味、あるいは物事は手近なものから始めよという意味
○ 由来
中国故事 「戦国策」
春秋戦国時代、燕の昭王が人材登用を検討した。その時、家臣の郭隗(かくかい)という者が「まず私を引き立ててください。そうすれば、優秀な賢者が集まってきますよ。」と献策した。つまり郭隗程度の二流の者が出世するならば、自分ならもっと活躍できると考える者たちが多く集まって来るだろうという意であった。
○ 類語
先ず隗より始めよ
死馬の骨を買う(役に立ちそうにもない物を買ってきて、それをえさに、自然に役に立つものが集まるのを待つこと)
千里も道も一歩から
士を好めば士至る(賢者を重用すれば賢者が自然に集まる)
君子はもって初めを謀る(まずどう動いていくかをしっかり考える)_
○ 反意語
不和雷同(しっかりした考えがなく、他人になびくこと)
「隗より始めよ」の英語類句は?
Practice what you preach.(君の説く所を君が実行すべし)
He that never begins shall never make an end.(始めなければ達成なし)
First creep, and then go.(まずはハイハイを覚えてから歩むべし)
Rivers need a spring.(川には源流の湧水地が必要)
「隗より始めよ」の使い方は?
佐々木
わぁ、嬉しい!
でもちょっと味が濃いかな
404子
じゃぁ、お前が作れよ
(まず隗より始めよ)
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