「雉も鳴かずば撃たれまい」の意味、類語、英語類句、使い方

 か行 ことわざ

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「雉も鳴かずば撃たれまい」の意味、類語は?

○ 読み

 きじもなかずばうたれまい

○ 意味

 雉も鳴かなかったら居場所を人に気づかれず、撃たれることもなかっただろう意から、自分から余計なことを言ってはいけないという戒め

○ 由来

 「物言へば父は長柄の人柱 鳴かずば雉も取られざらまし」(大阪の長柄川に架ける橋の人柱にされた長者の娘が読んだ歌が最初と言われる)

 「雉も鳴かずばうたれざらまし」(狂言「禁野」室町時代以降〜)

○ 類語

 口は禍の門(くちはわざわいのかど)

 鳴く虫は捕らえられる

 出る杭は打たれる

 カエルは口から飲まれる(カエルは鳴くから、カエル自身の口のせいでヘビに飲まれてしまう)

 寝ていて転んだ例はない

 沈黙は金、雄弁は銀

○ 反意語

 言わねば腹ふくる

「雉も鳴かずば撃たれまい」の英語類句は?

Silence does seldom harm.(黙っていれば災難はまれ)

Quietness is best, as the fox said when he bit the cock’s head off.(雄鶏の頭を噛み切った狐が言ったように、静かにしているのが一番)

Quietness is a great treasure.(静寂は大いなる宝物)

Never rode, never fall.(馬に乗らなければ、落ちることもない)

It is better to sit still than to rise to fall.(起きて転んだりするよりも、座ったままでいるほうがまし)

「雉も鳴かずば撃たれまい」の使い方は?

佐々木
佐々木

Aくんも、あんなこと

言わなきゃよかったのに…

404子
404子

雉も鳴かずば撃たれまい…か

 

不用意じゃなく、選ばないとね

Nothing ventured, nothing gained.

何もしなければ何も得られない

(シェークスピア)

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