「紺屋の白袴」の意味、類語、英語類句、使い方

 か行 ことわざ

「紺屋の白袴」の意味、類語は?

○ 読み

 こうや(こんや)のしろばかま

○ 意味

 紺屋とは染物屋のことで、染物屋である自分自身は染めていない白袴を履いている意。 自分のこと以外で忙しく、自分のことは無頓着であること。

○ 由来

 江戸初期から

○ 類語

 大工の掘っ建て(大工のくせにオンボロの自宅)

 髪結の乱れ髪(床屋さんのくせに髪はボサボサ)

 医者の不養生(医者なのに自分の体に無頓着)

 鍛冶屋の竹火箸(鍛冶屋なのに菜箸を使う)

 紙漉きの手鼻(製紙業なのに紙を使わず手鼻をかむ)

 餅屋餅食わず(お餅屋さんがお餅を食べない)

 算術者の不身代(計算が得意なものが貧乏して暮らす)

 火消しの家にも火事(消防士の家が火事になる)

 占い者身の上知らず(占いの人の身の上が不明)

 坊主の不信心(お坊さんのくせに信仰心がない)

 左官の荒壁(壁を治す職人の家の壁がボロボロ)

 学者の不身持(学者の身持ちが悪い)

 箕売り笠にて被る(カッパを売っている人が傘をさしている)

「紺屋の白袴」の英語類句は?

Shoemaker’s children go barefoot.(靴屋の息子が裸足で出歩く)

The blacksmith’s horses are always shod the worst.(鍛冶屋の馬の蹄鉄は最低のものがついている)

The tailor’s wife is worst clad.(仕立て屋の女房が一番だらしない格好)

A preacher’s son is often bad.(牧師の息子はしばしば素行不良)

「紺屋の白袴」の使い方は?

佐々木
佐々木

自動車関連だけど、

公共交通機関利用で東京営業所に通ってる

これって紺屋の白袴っていうのかな

404子
404子

うん、それ

クルマ持てないだけ?

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