「暖簾に腕押し」の意味、類語、英語類句、使い方

 な行 ことわざ

「暖簾に腕押し」の意味、使い方は?

○ 読み

 のれんにうでおし

○ 意味

 暖簾を押してもなんの抵抗もないように、働きかけてのなんの反応もなく張り合いがないことのたとえ

○ 由来

 詳細不明(近世 江戸時代ごろから?)

○ 類語

 糠に釘

 豆腐に鎹(かすがい=コの字の止め釘)

 沼に杭

 沼に灸

 沢庵の重石に茶袋

 馬の耳に念仏

 柳に風

 犬に論語

「暖簾に腕押し」の英語類句は?

It is useless like beating the air.(無駄ですね、空気を叩くようなものでしょう)

All is lost that is given to a fool.(愚者に与えるものは全て無駄になる)

Water on a duck’s back.(アヒルの背にかける水)

To labor in vain.(無駄骨を折る)

It is like bolting door with a boiled carrot.(煮込んだニンジンで戸口をボルト留めするようなもんだ)

It is like plowing the sands.(砂漠を耕すようなもんだ)

It is like pouring water into a sieve.(ザルに水を注ぎ込むようなもんだ)

It is like beating the air.(空気を叩くようなものだ)

All is lost that is put in a riven dish.(割れた皿に何を入れても無駄になる)

As lost as a drop of water in the sea.(海に落とした一滴の水のように効果なし)

「暖簾に腕押し」の使い方は?

佐々木
佐々木

あの会社、どなたが判断権者なんだろう

課長のAさんじゃないよね

聞くだけ聞いて、終わってしまう

404子
404子

まぁ、全体として問題意識

なさそうだから、馬の耳に念仏というか

暖簾に腕押しで、変わることなしって

感じね。

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