「船頭多くして舟山に登る」の意味、類語、英語類句、使い方

 さ行 ことわざ

「船頭多くして舟山に登る」の意味、類語は?

○ 読み

 せんどうおおくしてふねやまにのぼる

○ 意味

 指図する人が多いとまるで船が山に登ってしまうようなとんでもない事態になる意で、とかく共同事業はうまくいかないものだというたとえ

○ 由来

 安土桃山期より

○ 類語

 船頭の多き船は山に登る

 役人多きして事絶えず

 船頭多けりゃ沖に乗り出す

 一揆の寄り合い(騒がしいことのたとえ)

○ 反意語

 頭が動けば尾も動く

 三人寄れば文殊の知恵

「船頭多くして船山に登る」の英語類句は?

Too many cooks spoil the broth.(料理人多くしてスープがだいなし)

Many dressers put the bride’s dress out of order.(着付け人多くして花嫁衣装乱れる)

Where every man is master, the world goes to wrack.(皆が支配者なら、世界は破滅)

Everybody’s business is nobody’s business.(みなの仕事は無責任)

A mean pot played never even.(共用の鍋は全体が一様に沸騰したためしがない)

「船頭多くして船山に登る」の使い方は?

佐々木
佐々木

今度、Bさんと、Cくんとで

鍋パーティーするんです。

404子さんもいかがですか?

404子
404子

ヤミ鍋?

佐々木
佐々木

奉行が3人いるから任せて。

美味しいはず!

404子
404子

悪い予感しかしない…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました