「沈黙は金」の意味、類語、英語類句、使い方

 た行 ことわざ

「沈黙は金」の英語類句は?

○ 読み

 ちんもくはきん

○ 意味

 口が立つより、口にしないことを心得ている方が大切というたとえ

○ 由来

 ヨーロッパより

 Speech is silver, silence is golden.「雄弁は銀、沈黙は金」(ドイツ 19世紀ごろ)

 近世ヨーロッパでは当時、金よりも銀の方が価値があった(日本の銀もヨーロッパに出た)。したがって、本意では雄弁の方が上位に来る。その後、金の方が価値が高くなり、かつ多弁を戒める土壌のある日本では、沈黙のほうが上位に来る意味として受け入れられていった。

 ※ 本来はアラブ圏のことわざで、アラブ圏では沈黙の方が上位であった。展開はアラブ圏→ドイツ→英訳英語圏→日本となる

○ 類語

 沈黙は金、雄弁は銀(雄弁は銀、沈黙は金)

 言わぬが花

 言わぬは言うに勝る

 ○ 反意語

 有言実行

 言いえば言い得、飲めば飲みう

「沈黙は金」の英語類句は?

Speech is silver, silence is golden.(雄弁は銀、沈黙は金)

Who knows most speaks least.(賢い者ほど喋らない)

A still tongue makes a wise head.(動かぬ舌は賢い頭を作る)

Still waters run deep.(静かに流れる川は深い)

Empty vessels make the most sound.(空の入れ物は大きな音を立てる)

「沈黙は金」の使い方は?

佐々木
佐々木

沈黙は金!

404子
404子

うるさい、黙っとれ!

佐々木
佐々木

…はい

404子
404子

まぁ、どういう時に口出さないかという

ひとつの考えとして、考える価値は

あるよね。諺だから。

 

当事者として裁判とかだと

沈黙してたら話にならない。

でも、証人として証言しないことで

被疑者に恩を売るということも

あるでしょう。どう行動すべきかなど。

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