「立つ鳥跡を濁さず」の意味、類語は?
○ 読み
たつとりあとをにごさず
○ 意味
ツルやカモ、カモメなどの渡鳥は飛び立つときに水を汚さず飛び立って行くの意から、去るにあたっては見苦しくないよう、迷惑をかけないで立ち去る。引き際が清らかであることのたとえ
※ 水鳥が飛び立つ時はどうしても汚れることから、人間のほうで勝手に美化したものではないかとの考察あり
○ 由来
安土桃山時代のことわざ集「北条氏直時分諺留」にすでに記載
○ 類語
飛ぶ鳥跡を濁さず
鷺は立てども後は濁さず
君子は交わりを絶つも悪声を出ださず(批判せず)
木陰に伏す者は枝を手折らず(日陰を与えてくれる枝に感謝)
○反対語
あと足で砂をかける
旅の恥はかき捨て
あとは野となれ山となれ
「立つ鳥跡を濁さず」の英語類句は?
It is foolish bird that defiles its own nest.(巣を汚す鳥は愚か)
Never cast dirt into the fountain of which you have sometimes drunk.(よく水を飲む泉には泥を投げ込むな)
Cast no dirt in the well that gives you water.(水を与えてくれる井戸に泥を投げ込むな)
Parise the bridge that carries you over.(自分を渡らせてくれる橋は讃えよ)
「立つ鳥跡を濁さず」の使い方は?
佐々木
Bさん、退職に際して
完璧な引き継ぎ
さすがだなぁ
404子
ほんと
立つ鳥跡を濁さずというか
きれいさっぱり縁を切りたかったのか
元気でね
コメント