「李下に冠を正さず」の意味、類語、英語類句、使い方

 やらわ行 ことわざ

「李下に冠を正さず」の意味、類語は?

○ 読み

 りかにかんむりをたださず

○ 意味

 スモモの木の下で冠を直すとスモモを盗んでいるように疑われる意から、疑われやすい行為はしてはならないというたとえ

○ 由来

 中国古典より

 君子は未然に防ぎ、嫌疑の間に処らず。瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。(君子たるもの、疑いを受けるようなことは避けなければならない。瓜の畑で靴を直さず、スモモの木の下で冠を直さず。「古資源」君子行)

 日本では鎌倉時代より

○ 類語

 瓜田に履を納れず

 疑心暗鬼

「李下に冠を正さず」の英語類句は?

Caesar’s wife must be above suspicion.(カエサルの妻ならば疑いを抱かれてはならない)

Abstain from all appearance of evil.(悪事に見えることはすべて控えよ)

He that will none ill do must do nothing that belongs thereto.(悪事をすまいと思う者は、悪事と思われることをしてはならない)

「李下に冠を正さず」の使い方は?

佐々木
佐々木

李下に冠を正さず

疑われないようにしよう!

404子
404子

人目気にしすぎても

疲れちゃうから

ピンポイントで

誰に疑われないかが

重要かもね

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